呼吸器外科専門医合同委員会

The Japanese Board of General Thoracic Surgery

認定修練施設における修練責任者の資格について

施設の指導的立場として来年2009年の施設申請(受付:1月~2月)より修練責任者の制度となります。修練責任者になれるのは、以下いずれかに該当する方々となります。

  • ・日本呼吸器外科学会指導医
  • ・日本胸部外科学会指導医
  • ・呼吸器外科専門医更新歴を有し,加えて日本呼吸器外科学会評議員である者

日本呼吸器外科学会評議員になるためには評議員資格の審査を受ける必要があります。審査の申請を希望される方は日本呼吸器外科学会雑誌第22巻5号、6号掲載の「2008年評議員資格審査について」をご参照ください。
なお、本年(2008年)更新審査される専門医資格は2009年4月1日付けで、また本年(2008年)審査される評議員資格およびその任期は2009年の定時総会終了翌日付けで有効となりますが、いずれにおいても本年合格した方については初年度特例として2009年の施設申請(1月~2月)の際に修練責任者となることが認められます。

*日本呼吸器外科学会および日本胸部外科学会の終身指導医も修練責任者となる資格を有しています。

♦日本呼吸器外科学会誌第22巻5号(2008年7月号)にも本お知らせを掲載しておりましたが、細かな修正点(下線部分)がありますので、ご注意下さい。


【参照】呼吸器外科専門医制度規則(改訂版)抜粋

第5章 認定修練施設の認定

第15条 (基幹施設の申請資格)基幹施設の認定を受けようとする施設は,次の各号に定めるすべての資格を具えていなければならない.

  • 1.呼吸器外科手術を3年平均して75例/年以上有すること.
  • 2.呼吸器外科専門医修練カリキュラムを有すること.
    カリキュラム内容の判定は委員会が行う.
  • 3.呼吸器外科専門医修練責任者が常勤していること.(附則1,2)

第16条(関連施設の申請資格)関連施設の認定を受けようとする施設は,次の各号に定めるすべての資格を具えていなければならない.

  • 1.基幹施設の長の推薦を受け,関連施設の長が承諾していること.
  • 2.呼吸器外科手術が3年間平均して25例/年以上あること.
  • 3.新規申請施設においては,呼吸器外科手術が直前の1年間で25例/年以上行われていること.
    ただしその後,2年間の呼吸器外科手術例数を翌年の2月末日までに委員会に報告する.
  • 4.基幹施設の修練委員会委員が常勤又は非常勤していること.(附則1,2)

掲載:2008年7月15日
更新:2008年10月1日